
3月26日(水)に東京で開催される予定だった『国境なき医師団 イラク活動報告会』が中止になったと本日発表された。
この催しは全国アクションリストでも紹介しています。足を運ぶつもりでいた方は、今一度、国境なき医師団(MSF)の公式サイトでご確認ください。
*この書き込みは、イラク開戦5年にあたって、本日20日(北中南米では時差の関係で19日)にネット上で行われているブログアクション『March 19 Iraq War Blogswarm』
(3.19イラク戦争ブログスオム)の一環です。こういったバナーを貼って、記事をあげるというもの。詳しくはこちらをご覧下さい。
解説1 解説2 ミクシィ(mixi)
国境なき医師団 イラク活動報告会 開催中止のお知らせ
2008年3月26日(水)19:00から、津田ホールにて開催を予定しておりましたイラク帰国報告会は中止となりました。ここ数日の現地での治安悪化を受け、現地で活動するチームの安全に特別に配慮する必要が生じたことから報告会を中止する決定をいたしました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
http://www.msf.or.jp/index.php
http://www.msf.or.jp/event/ida_report.html
■国境なき医師団、イラクでの活動
国境なき医師団(MSF)は2002年12月からイラクで活動している。バグダッドが爆撃されている間は、外国人派遣ボランティアからなる小規模なチームが市内に残り、いくつかの病院の支援を行った。
http://www.msf.or.jp/2004/11/05/5396/msf.php
イラクではNGO事務所の襲撃やスタッフの誘拐や殺害が続いている。MSFでも、2003年4月にバグダッドに滞在するスタッフ2名が誘拐され、9間後に解放されている。
http://www.msf.or.jp/2003/04/14/5557/2.php
2004年11月4日には、「人道援助従事者がさらされる危険の度合いが極めて深刻化している事態にともない、国境なき医師団(MSF)は同国での活動の停止を決定」したことを発表している(実際には10月中に活動を停止している)。
http://www.msf.or.jp/2004/11/05/5396/msf.php
2006年8月からは隣国のヨルダンにおいて、ヨルダン赤新月社と協力のもと、搬送されてきたイラク人患者に医療援助を行っている。これは現在も続いており、NGO間の協力もみられる。私は、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)の講演会で、ある重症患者をMSFが活動するヨルダンの病院に移送し、そこで治療を行ったという話を映像を交えて聞いている。
2007年4月になって方針を転換。「イラクにおける援助ニーズは深刻である。2006年8月から2007年1月までの間に1日平均100人以上が殺害され、これを上回る人数が重症を負った。同時期に推定170万人が国を逃れ、50万人が国内避難民となった。暴力、無視、計画的な虐待という情勢である」という状況分析のもと、新たな戦略をたて活動を再開した。
http://www.msf.or.jp/2007/04/17/5773/post_77.php
http://www.msf.or.jp/2007/05/18/5803/post_95.php
イラクでの活動一覧
http://www.msf.or.jp/news/index.php?y=_all&c=iraq&t=_all
国境なき医師団/紛争負傷者への外科治療(朝日新聞 2007/12/4)
http://www.asahi.com/international/shien/TKY200712030264.html
国際コラム:国際支援の現場から
http://www.asahi.com/international/shien/index.html
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