イラク、アフガンに行った英兵500名が軽度外傷性脳障害にかかっていることを防衛省が発表。頭に受けた小さな傷や爆風によるものではないかと。この病気はラグビーなんでも見られる。アメリカの医者がこのテーマの研究をリードしているのだが、米軍はイラクでの路上爆弾の影響で兵士の20%が影響を受けていると考えている。英兵500名は派遣経験のある36000人のうちの0.5%。
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/
2008/01/16/ntroops116.xml
20,000 vets' brain injuries not listed in Pentagon tally(2007/11/22)
USA TODAYの調べによると、アフガン、イラクに赴いた2万人の兵士に脳に損傷があることがわかった。学会発表、関係機関への問い合わせ、情報公開請求で出てきた資料を考え合わせたもの。陸軍と海兵隊が9月30日に発表した4,471人より5倍も多い結果となったが、その理由はイラクから帰還後に異常が発見された場合は数字に含めないという軍の方針による。ちなみに、公式発表の5千人弱は怪我人総数30,327人には含まれていない。
ほとんどが軽度、あるいは中度ということだが、Congressional Brain Injury Task Forceの発起人、下院議員のBill Pascrell(D-N.J)は、15万人以上が頭に怪我をしているかもしれないと見込んでいる。
これまでに150万人がイラクに赴任している。
http://www.usatoday.com/news/military/2007-11-22-
braininjuries_N.htm
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