17万人 ｖｓ 18万人

詳細は調査中だが、被害者や目撃者の証言からすると、ブラックウォーターに分が悪い。責任は免れない。と、いいたいところだが、占領当初、CPUの責任者のポール・ブレマーがイラクから逃げるように旅立つ1日前、プライベートコントラクターの免責特権を法律に明記したことが現在も生きており、このままではイラクでもアメリカでもブラックウォーターが起訴される見込みがない。この事実にイラク人は怒り心頭で、アメリカ当局にしたってこのままではすまないと戦々恐々だ。

プライベートコントラクターはイラク人を何万人も雇っているが、イラク人一般にとってはだいたい評判が悪いらしい。金のためなら何でもするというイメージのためだ。

怒涛の報道ラッシュは、改めてイラクにおける米軍とプライベートコントラクターの関係を浮き彫りにした。AP通信によると、現在17万弱の米軍に対して、なんと18万人のプライベートコントラクターがいるという。その中でもブラックウォーターの役割は大きい。こんなところでも、アウトソーシング花盛りとは。
http://news.yahoo.com/s/ap/20070919/
ap_on_go_ca_st_pe/us_iraq_outsourcing_the_war_1