バグダッドの中心街、ロケット弾が打ち込まれて数時間後。椰子の木がまだ燃えている。草も。
200ヤード(183m)向こうで子どもたちが遊んでいる。ほら、公園の向こう側で爆発の煙が。みんな危険だってわかっている。でも、暑さをしのぐ必要性が。攻撃にさらされる危険性を上回る。
ティグリス川沿いに自治体が5ヶ月かけて、アブ・ニワス公園を造った。立派で安全だ。でも、上空から監視がないと安全ではなかもしれない。公園は狂信者にもひらかれている。他の宗派に所属する誰かを攻撃しようとしたり。
迫撃砲。グリーンゾーンに向けてロケット弾を発射する。ちょうど川を挟んだ向こう側だ。
いまや、バグダッドでくつろげるような場所はほとんどない。華氏120度(49℃)のなか、停電がつづく。家は暑すぎる。
「状況は厳しい。ぼくら大人だって耐えられない。女はどうか、子どもはどうか、哀れなもんだ。水もなし、職もなし。」
代わりに、氷。グライミー工場。製氷工場は1日に何千トンもの氷をつくる。氷は乾きをいやす。苦労して夏の間操業をつづけている。だが、暴力のさなか、水でさえ政治できまる。
だから、彼らは公園にくる。ブランコがある。冷たいジュース。いつも攻撃される恐怖があるんだが。
ききとれなかったり訳しにくかったりで7割ぐらいしか書けてない。でも、こんなかんじ。
先進国ではどこでも新聞経営は危機に瀕しているらしい。地方紙はもとより大手も。重要な収入源である広告は、年々ネット広告に吸収されていっている。読み手はネットでタダ読みがあたりまえ。書き手はブログが広まったためプロ記者の専売特許ではなくなった。どれをとっても新聞には不利な状況。
しかし、ワシントンポストやニューヨークタイムスは、変化にいち早く対応しているそうだ。両社とも活字にも紙媒体にも以前ほど拘らなくなった。ネットをもっと活かす方向に経営資源をシフトしている。
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